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特許×フランチャイズで大成功!|サンリミックス「壁紙(クロス)再生」ビジネスの秘密を徹底解説

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「壁紙は、汚れたら張り替えるしかない」
そんな業界の常識を壊したのが、サンリミックス株式会社の“壁紙(クロス)再生技術”です。


環境に優しく、コストも抑えられる技術を確立し、さらにこの技術を特許で保護しながら加盟店が技術を持ち逃げできない仕組みでフランチャイズ展開している点が注目されています。
実はこの革新的ビジネスモデルの裏には、特許を軸にした強力な知財戦略が隠されています。

ノウハウ流出しやすいフランチャイズ業界において
「技術を特許で守る」ことが、どれほど強い参入障壁になるか──

本記事では、サンリミックスの壁紙(クロス)再生特許を切り口に、知財戦略の重要性と、特許・商標を活用したビジネス保護の実例を徹底解説します。

サンリミックスとは?壁紙再生ビジネスの革新性

サンリミックス株式会社は、従来「汚れたら張り替える」が常識だった壁紙業界に、壁紙(クロス)再生という新しい選択肢を提供した企業です。

従来の壁紙業界の課題

  • 汚れた壁紙は張り替えるしかない
  • 張り替えには大量の廃棄物が発生し、環境負荷が大きい
  • コストも時間もかかる

サンリミックスの解決策

壁紙そのものを綺麗にする「壁紙(クロス)再生技術」を開発し、環境に優しく、コストも抑えられるサービスを実現しました。


さらに特徴的なのは、フランチャイズ方式でビジネスを展開している点です。

加盟店を募り、技術やノウハウを伝授することで店舗を拡大していますが、ここで重要な役割を果たしているのが特許権です。

通常のフランチャイズでは、加盟店がノウハウを覚えて独立してしまうリスクがありますが、サンリミックスは特許で技術を保護しているため、加盟店が独自に同じ技術を使うことはできません


これにより、ビジネスモデルを守りながら事業を拡大しているのです。


壁紙(クロス)再生の特許内容を解説

サンリミックスが取得した特許は、内装素材の再生方法に関するものです。

具体的には、以下のようなステップを踏んだ再生方法が特許として認められています。


1.壁紙にアルカリ性の液を塗布する
2.一定時間放置する
3.中和剤を使用してアルカリ液を中和する
4.最終的に補修・仕上げを行う


このように、一定の手順を踏むことで再現性のある効果が得られる場合、方法特許として認められます。

方法特許の事例

方法特許は、製品そのものではなく「やり方」を保護する特許です。

これまでの珍しい例では、真珠の養殖方法も特許として認められたケースがあります。


サンリミックスの壁紙(クロス)再生技術も、この方法特許の枠組みで保護されているのです。
( 特許番号:6757930 )


フランチャイズ展開と特許の関係

サンリミックスのビジネスモデルの強みは、フランチャイズ展開と特許の組み合わせにあります。

通常のフランチャイズのリスク

  • 加盟店がノウハウを習得後、独立してしまう可能性がある
  • ブランドや技術が模倣されやすい

特許で保護されたフランチャイズの強み

サンリミックスは壁紙(クロス)再生の方法を特許で保護しているため、加盟店が独立して同じ技術を使うことはできません。

これにより、ビジネスモデルを守りながら安心して加盟店を増やすことができるのです。


また「クロス再生」という新しい概念を生み出し、これをブランドとして確立したことも重要です。

ブランド名やサービス名は商標登録することで保護できるため、競合他社が同じ名称を使うことも防げます。


特許だけでは不十分?多角的な知財保護の重要性

サンリミックスは壁紙再生の方法特許を取得していますが、知財戦略の2つの観点から、さらに保護を強化できると考えます。

ブランド保護:商標登録

「壁紙(クロス)再生」という新しい概念を生み出したことは、ブランド戦略としても非常に価値があります。

このブランドを商標登録することで、競合他社が同じ名称を使用することを防ぎ、市場での優位性を確保できます。

技術保護:薬剤の特許化

現在、サンリミックスは壁紙(クロス)再生の方法に関する特許を取得していますが、使用するアルカリ溶液や中和剤そのものに関する特許は取得していないようです。

もし薬剤自体にも独自性があり、特許が取れる可能性があれば、薬剤の特許も申請することで、さらに強固な保護が可能になります。

特許は「一つ取れば安心」ではない

特許は一つ取得すれば事業が守られるというものではありません。

多角的な視点から複数の特許を取得し、トータルで事業を守ることが重要です。

例えば、以下のような観点で追加の特許取得を検討することが考えられます。

  • 方法特許(既に取得済み)
  • 薬剤そのものの特許
  • 使用する道具や機器の特許
  • システムやプロセス全体の特許

このように、様々な角度から知財を保護していくことで、競合他社の参入を防ぎ、ビジネスを長期的に守ることができるのです。


まとめ

サンリミックスの壁紙(クロス)再生ビジネスから学べるポイントは以下の通りです。

  • 新しい概念やビジネスモデルは特許・商標で保護することが重要
  • フランチャイズ展開と特許の組み合わせは強力な戦略が可能
  • 特許は一つではなく、多角的に保護することが重要
  • 方法特許だけでなく、使用する材料や薬剤の特許も検討すべき
  • ブランド名やサービス名は商標登録で守る

環境に配慮したビジネスが注目される現代において、サンリミックスのような独自技術を持つ企業は、知財戦略をしっかり構築することで、競争優位性を確保できます。

新しいアイデアやビジネスモデルを生み出した際には、開発段階から特許・商標の取得を検討し、多角的に保護していくことが、長期的なビジネスの成功につながります。



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